「デザイナーになりたい全ての方へ」
30代・未経験でもデザイナーになれた方法を、包み隠さずお伝えします。
私たちの周りには、たくさんのデザインがあります。
駅の周辺にある大きな立て看板、電車の中の脱毛サロンの広告。
街中にあるライブのポスターや、自己啓発本の表紙。
ちょっと意識を向ければ、
世の中はデザインで満ちあふれていることがわかります。
この本を手に取ってくれたあなたは、かつての私と同じように
「街中にあるポスターやロゴ、広告などのデザインを自分の手で作れるようになりたい」
「Webデザイナーとして、様々なサイトの制作に携わりたい」
「確かな経験・技術を身につけて、独立したデザイナーになりたい」
と望んでいるのではないでしょうか。
でも、
「どうすれば、デザイナーになれるのかわからない」
「デザインの学習をしたいが、何から手をつけたらいいのかわからない」
とも、思っているのではないでしょうか。
現在、私は幼い頃からの夢を叶えて、プロのデザイナーとして、ITの現場で仕事に携わっています。
また夢を叶えただけでなく、
フリーランスとして自由な働き方をしています。
自分の書斎でコーヒーを飲みながら、好きなデザインに取り組み、趣味のギターを楽しむ。
経済的にも余裕がありながら、そのような
理想的な日々を送ることができています。
デザインの仕事に関して言えば、
グラフィック、UI/UX、Web、アプリなどのデザイン制作を請け負うかたわら、講師として50名以上の生徒に1on1での
コーチング、コンサルやキャリア支援も行ってきました。
もちろん、大変なことも多々ありますが、やりたかったデザインを仕事にできるのは、とても幸せなことだと実感しています。
今でこそ、このように充実した日々を過ごせている私ですが、ここまで来るにはずいぶん遠回りをしました。
何度もデザイナーになることを諦めかけましたし、上手くいかなかった時の方が、圧倒的に多かったと思います。
「本当に今のままで良いのだろうか。上手くいくのだろうか」
そう思うことも数え切れないほどありました。
自分の実力や経験不足で苦渋をなめたこともあります。悔しい想いもたくさんしてきました。
「現実を受け入れて、デザイナーの夢は諦めよう」
何度そう思ったか、わかりません。
それでも夢を叶えられた理由はただ一つ。
「叶うまで、諦めなかったから」です。
だから、もしあなたが本気でデザイナーになりたい、と思っているのなら、私は喜んであなたの力になりたいと思います。
遠回りしてきた私だからこそ、
どうすればデザイナーになれるのか、どうすれば夢や目標を叶えることができるのか、その道筋が見えてきたのです。
自身の体験を通じて得られた、
プロへの過程と道筋。
この本では、その方法をあなたにお伝えします。
ぜひ
、デザイナーになる夢を叶え、一緒に最高の人生を歩いていきましょう。
【目次】
はじめに
第1章 デザイナーってどんな仕事?
1.デザインで人の心を動かすのがデザイナー
2.プロは文字組ひとつにもこだわる
3. デザインは見た目だけでは終わらない
4.人は1年で変われる
5.唯一無二の自分になろう
6.フリーランスは不安定?
第2章 私がデザイナーになるまでの軌跡
1.料亭に生まれ、祖父母と絵を描いて過ごした幼少期
2.デザインとの運命的な出会い
3.へし折れたプライド、そして半グレに
4. 「変わる」と決め、本気で向き合ったデザイン
5.印刷会社へ就職。デザイナーへの第一歩を進めると喜んだのも束の間。配属先は……
6.転属、そして葛藤。ディレクター・印刷設計士として、がむしゃらに働く
7.両親の願いと将来への迷い。退職し、料理人に転身
8.きっかけはコロナ禍、再びデザインの道へ
9.料理人×デザイナーのパラレルから独立。フリーランスのデザイナーに
10.UI/UXデザイナー×指導者へ
第3章 1年でプロデザイナーになるまでの完全ロードマップ
1.ツールの操作スキルを習得
2.デザインの基礎力アップ
3.デザイン課題の制作
4.ポートフォリオを制作
5.営業活動
6.受注~納品までの流れ
第4章 プロデザイナーの心構え5ヶ条
1.逆算思考を磨く
2.学びに終わりはない
3.初心者もプロ意識を持つ
4.先延ばしにしない
5.得意を伸ばす、専門性を上げる
第5章 よくあるお悩みに回答します
1. 才能がないと感じたら?
2.依頼が途切れないデザイナーになるには?
3.アイデアを思いつかない時は?
4.成長を感じられない時は?
5.やる気が出ない時は
6.うまくいく人の特徴
あとがき
【著者SNS】
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