起業塾や、起業コンサルは、ビジネス経験の少ない方にとっては、起業のノウハウを1から学べ、事業のサポートを受けることができるため、メリットも多くあるものです。しかしながら、ある程度高額なものでもあるため、受けるか受けないかは慎重に見極めてから判断する必要があります。今回の記事では、そんな起業塾や起業コンサルを受けて成功する人、失敗する人の特徴をまとめてみました。本記事を読んで、起業塾を受けるか受けないかの参考にしてもらえたら幸いです。

起業塾で成功する人の特徴

主体的に学びたいことを見つけられる人

重要なのは主体的に学びたいことを見つけていくことです。
塾、という形式なため、どうしても「教えてもらう」という姿勢の方は多いのですが、起業ではそれぞれ参加者が持っているスキルや課題も様々。そのため、自ら自分にとって必要な知識やノウハウは何かを考え、質問したり調べたりできる方は成長が早いです。

学んだことを行動に移せる人

起業はいくら勉強だけしていても行動しないことには1mmも前進しません。
起業において重要なのは、とにかく行動。どんな小さなことでも、コツコツとやり続ける人は強いです。例えば、ブログの記事を1つ書くとか、SNSを毎日投稿するとか、知り合いに体験モニターをしてもらうとか、なんでもよいので、まずは最初の第一歩をすぐにできる人はよいでしょう。

積極的に人と関わることができる人

せっかく起業塾に参加するのであれば、講師の方や、他の参加者の方とも積極的に交流していきましょう。他の参加者の事例などもあなたにとって参考になる知見が含まれているはずです。また、講師の方は、事業として起業塾をやっています。すなわち、起業塾から実績を出す生徒が欲しいのです。したがって、全員を公平にサポートするよりは、可能性がある人を積極的に応援したいと考えているものです。なので、講師からもより多くのものを得られることができるよう、積極的にかかわって、集団の中心にいることができれば、それだけ手厚いサポートを受けることができるようになります。

失敗する人の特徴

では、起業塾で失敗してしまう人はどういう人なのでしょうか?基本的には成功する人であげた特徴と反対の人はうまくいかない傾向にありますが、それ以外でもいくつか特徴的な部分があるのでご紹介させていただきます。

私には合わないという人

起業塾や起業コンサルで個別のカウンセリングを受けていて、色々アドバイスを受けていても
「そのやり方は私には合わない気がします」
「ブランディング的にあまり気が進みません」
等という方が結構います。こういう何かと理由をつけて、やらないタイプの方はせっかく起業塾にいっても、成果を出せない場合が多いです。

考えすぎてしまう人

思慮深いのはいいことですが、考えすぎてしまって中々前に進めない方がいます。何が正しいのかを考えすぎてしまって、正しい結論がでるまで動けないと多くの機会を失ってしまいます。正しい結論とは、行動してその結果として初めて知ることができるもの。起業に正解はない、とよく言われますが、人によってうまくいく、いかないというのも千差万別です。考えすぎる前に、まずはやってみよう、という気持ちを持つことを心に留めておくようにしてください。

「勉強」という意識が強すぎる人

「勉強させていただきたいです」

日本人の方は、特にこうおっしゃる方が多いのですが、起業では何かを相手から学ぶという姿勢だけでは、不十分です。こうした方は、勉強すること自体が目的になってしまい、自分で実践していこうという部分や、自分でこれをやりたい!という意欲の部分が弱くなってしまう傾向にあります。なので、勉強するためだけに起業塾にいこう、と思っている方はせっかくの高額な投資に合わせないものになってしまいます。勉強だけなら、本を読んだり、もっと安価なセミナーなどを受けたりでも十分にできますので、他の方法を検討してみましょう。