経営者兼政治家として、日本を豊かにしていく。給与アップ研究所・高橋恭介が描く未来

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氏名 高橋恭介
肩書 株式会社給与アップ研究所 代表取締役社長
略歴 東洋大学経営学部卒業後、1999年みずほリース株式会社に入社し、営業と財務を経験。2002年にブライダルジュエリー店『アイプリモ』を国内外約100店舗展開するプリモ・ジャパン(株)入社。取締役副社長、台湾法人代表を歴任。2008年に株式会社あしたのチーム創業、全国47都道府県に拠点開設、アジア4ヶ国に現地法人設立、中小企業約4,000社の賃上げに貢献。2021年株式会社給与アップ研究所創業し代表取締役就任。同年、衆院選比例区南関東ブロック自民党公認出馬。

「中小企業の給与アップを実現する」と力強く語るのは、株式会社あしたのチームの創業者であり、現在は株式会社給与アップ研究所の代表取締役社長である高橋恭介氏だ。

同氏は会社員時代に人事評価制度を取り入れ、赤字だった会社の業績を大幅に伸ばした経験を生かし、あしたのチームを生み出したのだとか。

現在は自由民主党千葉県第十四選挙区支部長としても活動している高橋氏に、過去の経歴や政治家を目指したきっかけ、目指す未来について話を伺った。

経営者と政治家の二刀流で給与アップに貢献

—【聞き手:松嶋、以下:松嶋】はじめに自己紹介をお願いいたします。

—【話し手:高橋 恭介氏、以下:高橋】自由民主党千葉県第十四選挙区支部長であり、株式会社給与アップ研究所の代表取締役をしている高橋恭介と申します。

給与アップ研究所では、中小企業の働き方にメスを入れて生産性を向上し、業績および給与の持続的な向上を実現するクラウドサービスやコーチングプログラムを提供しています。

—【松嶋】ターゲットを中小企業に絞っている理由が気になります。

—【高橋】生成AIやITを活用して業務改善をしたいと考えた時に、大企業よりも小回りの利く中小企業の方が劇的に生産性を上げられるからです。

人口が減少していて人手不足が社会問題となっている日本においては、新たな人材を採用するよりも現有勢力で人的リソースを確保することが重要です。1人の社員が現在よりも1.5倍もしくは3倍のパフォーマンスを出すことができれば、採用コストや新たな人材にかける人件費は発生しません。会社として生産性を上げて業績を向上することができれば、それを社員に給与として還元できる。その循環を大きくすることに貢献したいと考えています。

—【松嶋】日本の99.7%が中小企業であると考えると、それらの生産性を向上して給与アップを実現できた場合、日本経済にも相当なインパクトを与えることができますよね。

—【高橋】おっしゃる通りです。

OECDが発表した2023年版の「デジタル政府指数」で、日本は33カ国中31位という結果でした。とはいえ、日本人が不誠実で基礎学力が劣っていて怠け者だからこうなったわけではありません。このような結果の背景には、日本全体として「生産性に対する意識と成長意欲が乏しい」ことが関係しているのではないかと考えています。

現状では生産性を向上するプラットフォームが存在していないため、会社側が「現状のままで良い」と考えてしまっている。その意識を変えて、先進国という立場を維持しながら日本経済を成長させるには、今がラストチャンスなのではないかと思うんです。

—【松嶋】ラストチャンスというと?

—【高橋】2025年はモノの価値が変わっていくターニングポイントの年だと思うんです。Web3の進化によって、モノの価値を大衆が決める世界に突入していくでしょう。インターネット社会が進化することで、閉ざされた情報格差が消滅し、既得権益の概念が変わっていく。これまではブラックボックスだったものが全て開示されて、経済のあり方そのものが変わっていく可能性もあります。

無名だった企業が急成長したり、ものすごいスピードで物事が変化していく時代です。これまでは「うちの業界は影響を受けていないから」「地方だから関係ない」と、やらない理由があったかもしれません。しかし、全ての人が変化していかなくては生き残ることができないサバイブな状況に突入している現代においては、やらない理由なんて通用しませんよね。

国力の低下とともに、国としての余力がなくなってきていますし、この全体の危機感が必然性を持って「変わらなければいけない」という大きなマグマに変わっていくと信じています。そうなった時には、私たちのサービスに対する需要が必ず生まれてくるでしょうし、勝機も上がっていくと考えています。

何より、私は自民党の公認候補者としても活動させていただいておりますので、経営者の顔も含めて二刀流で中小企業の持続的な給与アップを実現していくつもりです。

—【松嶋】持続的な給与アップを実現するために、具体的にはどのようなことをされるのですか?

—【高橋】分かりやすいもので言うと、IT技術の活用サポートです。従来の方法に固執してしまっている人も珍しくありませんし、まずは新しいものを受け入れる柔軟思考を身につけていただく。そして、過去にとらわれない“しなやかな組織”を目指し、新たな取り組みを推奨する組織風土を作っていきます。

—【松嶋】生産性向上を阻害する要因としては、経営者や働く人の意識、組織風土も大きく関係していますよね。

—【高橋】ええ。その中で、最も大きく変えたいのは「経営者」です。経営者が生産性を向上するという強い意思を持って、会社の変革を支えるサポーターにならなくてはいけません。投資の最終判断をするのは経営者ただ一人ですからね。経営者のマインドをいかに変えるかが、私たちの事業の鍵となります。

生まれながらのリーダー気質で、常に上を目指していた

—【松嶋】ここからは過去について質問させてください。学生の頃はどのようなタイプだったのですか?

—【高橋】典型的な人の上に立つリーダータイプで、生徒会や学級委員などをしていましたね。

そのあと、偏差値の高い高校に合格したものの、高校生の頃は勉強よりもアルバイトを頑張っていました。

—【松嶋】その頃から、将来は起業したいと考えられていたのですか?

—【高橋】学生の頃は、起業したいというより「親の扶養を外れて自由に生きたい」という思いが強かったですね。ただ本能的に経営者を目指していたのか、経営学部しか受けていませんでした。

—【松嶋】大学では何かビジネスをされていたのですか?

—【高橋】ビジネスというよりも、アルバイトに力を入れていて。家庭教師のアルバイトでは100万円ほど稼いでいました。当時から、現状をより良くするための方法を考えてPDCAを回すということをしていたんですよね。

—【松嶋】卒業後は何をされていたのですか?

—【高橋】新卒で興銀リース(現:みずほリース)に入社しました。

別のリース会社の説明会に参加した際に、登壇者の方が「リース会社は学生にとってマイナーな領域かもしれないが、金融と物流の両方を学べるところが最大のメリットである。20代で最も成長できる業界の一つだ」と語っておられたのを聞いて感銘を受けて、リース業界に絞って就職活動をしていたんです。

—【松嶋】実際にリース業界の会社に就職して、いかがでしたか?

—【高橋】最初は楽しかったです。ただ、しばらくしてから会社に違和感を持つようになり、入社1年目で退職を決意しました。結果的にはすぐに辞めるわけではなく、4年目の6月末に退職することになるんですけどね。

—【松嶋】なぜ退職したいと思うようになったのですか?

—【高橋】営業として順当に成績を残していたにも関わらず、正当に評価してもらえなかったんです。当時は年功序列が根付いていたため、どれだけ成績をあげても、昇進・昇格するのが難しい時代でした。まさに“頑張り損”のような状態で、モチベーションが下がってしまったんです。これは、あしたのチームを立ち上げる原体験でもありますね。

あとは当時の先輩に「なぜこの会社で頑張っているのですか?」と質問したら「こんなに楽で給与が高くて社会的信用がある会社は他にないから」と言われてしまって。とても優秀な方で尊敬していたのですが、その話を聞いて「自分が目指す理想とは違う」と思うようになってしまいました。

—【松嶋】その回答を聞いたら、モチベーションが下がってしまうかもしれませんね…。

—【高橋】ワクワクできませんよね。ただ私はリース会社で勉強したいと思って入社していましたし、当初の目的通り、物流と金融について学んでから辞めようと決意したんです。

3年目には社内公募制度を利用して資金企画部に移動し、トレーディングやスワップを担当して、金融のコアについて学びました。毎朝5時台に出社してマーケットを全部調べて、7時過ぎから上司とマーケットに関する振り返りをするなど、徹底的に勉強する1年でしたね。それでファイナンシャルプランナーの資格をとって、4年目の6月末に退職しました。

平社員からスタートし、1年後には取締役に就任

—【松嶋】興銀リースを退職したあとは、何をされていたのですか?

—【高橋】興銀リースを退職する時点で起業したいと考えるようになってはいたのですが、もう少し別の業界でも勉強したいと思ったため、スピードグループ(現:プリモ・ジャパン)に転職しました。

—【松嶋】ブライダルジュエリー企画・販売を展開している会社ですよね?

—【高橋】そうです。私が入社したころは別の事業をしていたんですけどね。後にピボットして、ブライダルジュエリー事業を手がけるようになりました。

—【松嶋】なるほど。高橋さんが転職された当時は、どのくらいの規模の会社だったのですか?

—【高橋】入社当時は30名ほどでしたが、人事評価制度を導入したことをきっかけに、私が退職するころには500名規模の会社に成長していました。

—松嶋】急成長されたのですね。とはいえ、大企業から30名ほどの会社に転職するとなると、最初は周囲から反対の声もあったのではないですか?

—【高橋】そうですね。社歴の浅い小さな会社だったため、興銀リース時代の知人には反対されました。ただ、私は経営者と近い距離で働けて、かつ何も出来上がっていない会社を探していたため、スピードグループは希望通りの環境でした。また、同社にポテンシャルを感じていた、というのもあります。

というのも、ソフトバンク・インベストメント(現:SBIインベストメント)が100億以上出資していた未上場の会社が3社あり、スピードグループはそのうちの1社でした。

代表は私よりも2歳ほど上で、同世代にこんな人がいるのかと驚きましたね。さまざまな事業を展開している会社でしたし、独立のためにいろいろ勉強できそうだと思い転職しました。

—【松嶋】実際に入社して、いかがでしたか?

—【高橋】平社員からのスタートでしたが、入社してから1年後には取締役、2年後には取締役副社長に就任しました。赤字だった会社を黒字にして、海外事業で台湾法人の立ち上げ社長にも就任するなど、本当にさまざまな経験ができましたね。

ただ、会社として上場を目指していた時に、業績は順調に伸びていたにも関わらず、上場準備を廃止することになってしまって……。

そこで改めて今後のキャリアについて考えるようになったんです。振り返ると、私はこの会社で社員500名のマネジメントや台湾法人の立ち上げ、子会社の社長を経験してきている。「今が起業するべきタイミングなのではないか?」と思い、33歳の夏に独立起業を決意して8月に退任しました。そして、2008年9月25に株式会社ディーバ(現:あしたのチーム)を立ち上げたのです。

2社での経験を生かし、独立起業。そして政治家へ

—【松嶋】起業したばかりのころはどんな事業をされていたのですか?

—【高橋】最初は農業に関する求人サービスを手がけていました。もともとは、ソーシャルベンチャーとして人事評価制度に関するサービスをしようと考えていたのですが、なかなかプロダクト化できなかったのです。

そこで、自分のノウハウを切り売りする形で顧問業をするなかで農業の人手不足が社会課題となっていることを知り、農業に関する求人サービスを始めました。ただ市場調査などもしていなかったため、全く売上が立たず。

その次は、スピードグループ時代のベンチャー人脈を生かして「ベンチャー求人.com」というサービスを作りました。社員数100名未満の会社に定額60万円で人材紹介するという、今考えるとどこにでもありそうな事業でしたね。それに追加して求人広告の代理店もするようになりました。結果として、それらはピボットすることになるんですけどね。

—【松嶋】ピボットしたとはいえ、創業時から人材に関するサービスをされていたんですね。

—【高橋】ええ。ずっと“雇用のミスマッチ”という課題を解決したいと思っていましたから。

ただ、いくつかのピボットを経て、雇用のミスマッチを解決するためには、組織そのものを変えなくてはいけないと改めて思うようになりました。

そもそも、私にはスピードグループで人事評価制度を取り入れて、会社の業績を大幅に改善できたという成功体験があります。その経験を生かすためにも、当初から考えていた人事評価制度に関するサービスとして、中小企業をターゲットに「人事評価ASP」を立ち上げました。

—【松嶋】サービスを開始して、反響はありましたか?

—【高橋】開始した当初から、たくさんの反響をいただきました。「人事評価制度は困っている人が多い領域なんだな」と再認識できましたね。

大手企業で人事評価制度がないことで評価されないツラさを実感し、ベンチャーでは人事評価制度を取り入れたことで業績を改善することができました。

—【松嶋】実体験を生かしたサービスだからこそ、多くの人に支持されたのだろうと思います。ただ、高橋さんはあしたのチームが急成長している途中で辞任されていますよね。それは何がきっかけだったのですか?

—【高橋】知人が衆議院議員になったのをきっかけに、政治家になりたいという思いが強くなったんです。

実は、独立起業をした時から政治家になりたいと思っていたのですが、まずは社会起業家として活動しようということで、会社を立ち上げました。

親しい人が衆議院議員になったことで政界への思いが強くなり、2018年に会社を上場企業に売却して、政治活動をするために動き出しました。

日本をより良くするため、経営者と政治家の橋渡しとなる

—【松嶋】バイアウトされてから、すぐに政治家を目指されたのですか?

—【高橋】2年ほど代表取締役を継続して、2020年に代表取締役を退任しました。

そこから本格的に政治活動に打ち込むため、地元での活動をする場所として、給与アップ研究所を立ち上げました。給与アップ研究所は、政治家として「日本人の給与アップを実現する」という決意を社名にしています。

—【松嶋】人事評価制度は給与をアップするためのものですし、最初の起業から現在まで、目標がブレていないのがすごいなと思いました。

—【高橋】ありがとうございます。あしたのチーム時代に出していた交通広告にも「給与アップを実現しよう」と書いていましたからね。給与アップはずっと掲げている目標ですし、次は政治からアプローチするフェーズに突入しつつあるのかなと。

とはいえ、まだ衆議院議員にはなれていませんし、地道に活動を続けていきたいなと考えています。

—【松嶋】ちなみに、政治家としてはどのような活動をされてきたのですか?

—【高橋】2023年より、自民党の千葉県第十四選挙区支部長として活動しています。

その活動を通して、行政や自治体、神社、消防、警察など、地域に根ざした団体や、三師会の方々、介護福祉施設や建設業界で働く方など、さまざまな方と交流することができました。それによって、日本社会がどのように成り立っているのかを知ることができましたし、とても貴重な経験だったと思います。

また、私自身は議員ではないものの、自民党の看板を背負って活動するには、裏金や脱税の問題とも向き合う必要もありました。たくさん勉強しましたし、自民党本部だけでなく日本の政治のメカニズムや選挙制度、地方の生態系について学ぶことができたのは良かったなと。外からでは見えないもの、わからないことがたくさんあるのだと実感しましたね。

—【松嶋】政治家としての活動を通して、何か変化はありましたか?

—【高橋】政治とビジネスは、もっと近づかなければいけないと強く思うようになりました。経営者はもっと政治家を知るべきですし、政治家はもっと経営者を知るべきだと。

—【松嶋】日本は政治とビジネスが断絶されている部分がありますよね。

—【高橋】ええ。お互いの活動を下に見ていると言いますか、お互いに勘違いしていると感じるところがあります。経営者はサービスを通して、政治家は政治を通して、それぞれに社会を良くしたいと考えているはず。それなのに、両者には大きな隔たりがあります。

あとは、小学生を対象にした「将来なりたい職業」のトップ10に経営者と政治家が入っていないのも個人的に気がかりです。子どもたちが経営者や政治家になりたいと思うような社会を実現したいですね。

—【松嶋】どちらも経験がある高橋さんなら、そんな社会を実現できるのではないかと思いました。

—【高橋】そう言っていただけると嬉しいです。私の実体験を伝えることで、経営者と政治家の橋渡しをするとともに、似たようなキャリアを目指す人が増えると良いなと思っています。

もっと言うと、第二次トランプ政権では、日本でいう大臣のポストにイーロン・マスクも含めて多くの民間人を選出しています。あれがエポックメイキングとなり、民主主義、政治システムの在り方が変わっていくのではないかと。それにより、私のようなキャリアを持っている人たちが政界に集まって、新しい力になっていくのではないかと期待しています。

KEYPERSONの素顔に迫る20問

Q1. 出身地は?

千葉県鎌ケ谷市

Q2. 趣味は?

散歩

Q3. 特技は?

24時間MTGできること

Q4. カラオケの十八番は?

青春の影

Q5. よく見るYouTubeは?

政治関係

Q6. 座右の銘は?

千里の道も一歩から

Q7. 幸せを感じるときは?

朝の散歩で感じる、健康なひととき

Q8. 今の仕事以外を選ぶとしたら?

政治家

Q9. 好きな漫画は?

サンクチュアリ

Q10. 好きなミュージシャンは?

サザンオールスターズ

Q11. 今、一番会いたい人は?

トランプ大統領

Q12. どんな人と一緒に仕事したい?

お給料を上げたい人

Q13. 社会人になって一番心に残っている言葉は?

「お前じゃ成功しない」初めての転職の時上司から

Q14. 休日の過ごし方は?

0歳時の育児をしています。

Q15. 日本以外で好きな国は?

台湾

Q16. 仕事の中で一番燃える瞬間は?

トラブルが起きたとき

Q17. 息抜き方法は?

散歩(朝5時代)

Q18. 好きなサービスやアプリは?

Amazon

Q19. 学んでみたいことは?

生成AI

Q20. 最後に一言

日本人の給与アップを実現していきましょう!!

ビジネスと政治の両面で、日本を豊かにしていく

—【松嶋】今後の展望についてもお話いただけますか。

—【高橋】経営者と政治家という二つの立場で、社会貢献をしていきたいと考えています。

具体的に言うと、まずは私たちの事業を通して、顧客と社員を幸せにすることが第一です。私たちの事業が成長すればするほど、より多くの経営者のマインドチェンジを促すことができます。それにより、彼らの行動に変化が生まれ、パフォーマンスが改善される。そして経営者としての器および会社の器が大きくなり、可処分所得が増加することで社会全体が豊かになっていく。こういったサイクルを拡大していきたいなと考えています。また、最終的には政治家を目指す人を増やすことにも貢献したいです。

—【松嶋】政治家を増やすことが重要なのですね。

—【高橋】日本は経済的に豊かな国ではありませんからね。政治システムや勘定システムが非常に硬直していますし、新しい血、多様性が必要だと思います。

創業者として事業を興して会社を成長させ、人を雇用した経験のある人が政界に入ってくれば、政治に多様性が生まれるはず。それが日本を活性化することにつながると信じています。

—【松嶋】最後に読者へのメッセージをいただけますか。

—【高橋】自分の給与を自分で決める時代がやってくると思います。給与が上がらないことを会社や人事のせいにするのではなく、自分自身で目標を設定して成長していくことが求められるようになるはずです。そうなると、転職をすることだけが正解ではなくなりますし、人生の選択肢が大きく広がるでしょう。

自分自身で目標設定して目標を達成するためのPDCAを回す、この習慣が身につけば、誰でも大きく成長できると思います。「変わらなくてはいけない、成長しなくてはいけない」というマインドセットを企業に提供するとともに、一人ひとりの成長に貢献できるような活動をしていきたいと考えています。


【クレジット】
取材・構成/松嶋活智 ライティング/西村友香理 撮影/原哲也 企画/大芝義信

Company
企業 株式会社給与アップ研究所
所在 東京都千代田区麹町6丁目6-2番町麹町ビルディング5階
業種 社長コーチングプログラム「社長のジョブオペ®」
幹部コーチングプログラム「幹部のジョブオペ®」
目標達成クラウド「ジョブオペ®クラウド」
営業会議コーチング
人事評価コーチング
URL https://www.salary-up.com/



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