サブスクリプションの衝撃!家具・住宅業界にくる新しい潮流 Vol.2

日本・海外の家具サブスクリプションサービスのトレンドとは?

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商品を都度購入して使用するのではなく、定期的にサービスや商品利用料を支払っていく形でのサブスクリプションサービスが世界的な潮流となってきています。従来はソフトウェアやデジタルコンテンツが中心だったサブスクリプションも、今や自動車やファッションなど、その幅はどんどん広がってきているようですね。

こちらの記事では、昨年リリースしたCLASについて取り上げさせていただきましたが、今回は他の家具のサブスクリプションサービスについてもご紹介させていただきます

ジャーナルスタンダードなどオシャレな家具を扱うSubsclife

Subsclifeは、家具のIoTを手掛けるKAMARQが運営する家具のサブスクリプションサービスです。2018年3月にサービスをリリースし、当初は自社生産したこちらの家具を中心としたラインナップでした。

機能的でカラフルなアイテム

こちらの家具、世界的なデザイナーのニコラ フォルミケッティとPJ Mattanによるもの。当初はこうした自社製品ラインナップを拡張していく戦略と思いきや、2018年9月にサービスをリニューアル、名称も「Subscrife」に変更しました。

journal standard Furniture、ACME Furnitureといった人気の家具ブランドの取り扱いも開始。利用方法は、3カ月~24カ月の期間を選択して、選ぶというもの。こちら3カ月の場合は、金額的に割高になっており、期間が長くなるにしたがって一か月あたりの金額が安くなっていくという仕組みになっているようです。

Subsclifeでは、セット提案に力をいれており、こちらの4つのセットですと24カ月で11820円。こちらの商品、普通に購入した場合総額で30万円程度になるものであり、料金の目安は総額を24カ月で割った金額が月額料金の目安となっているようです。

サービス的には最初に利用期間を選ぶ必要があるため、急な引っ越しなどの場合に対応できないのはCLASと比較した場合のデメリットになりますね。

また、2019年2月には、インテリアコーディネーターが家具のコーディネートを無料で提案する法人向けサービスもローンチ。依頼日から最短数日でコーディネート提案、発注から最短7日のスピード納品が可能となっています。

subsclifeを使えば月額払いで初期導入コストを大幅に削減でき、実際の導入事例では、subsclifeによる家具導入で初期導入コストは一括購入と比較して1/22程度に抑えることができるため、引っ越しの多いスタートアップなどにも最適なサービスですね。

商品点数が魅力のairRoom

2018年7月にベータ版を、10月に正式版をリリースしたairRoom。合計20ほどのブランドが販売する500〜600品目の家具を月額定額で利用できるようになっています。ユーザーはそれらの家具を月500円〜借りることができ、1ヶ月単位で自由に家具の入れ替えを行うこともできるようになっています。

特徴は20代~30代の独身女性にターゲットを絞っていること。デザインも、女性を意識したオシャレな感じになっていますね。料金的にはCLASと同様の価格帯になっていますが、特徴は

・商品点数が900と多い
・一か月単位で交換可能

というところが特徴になっています。

インドの家具サブスクリプションサービスRentomojo

Rentomojoは2015年にインドでスタートした家具のサブスクリプションサービス。インドも若い世代を中心に、非常に引っ越しが多くなっており、2~3年に一度引っ越すようです。
特徴はなんといってもその価格の安さ。

3~36カ月の間で期間を選ぶのですが、例えばリビングルーム用のテーブルやソファ、チェアなどのセットを借りてもわずか1500円程度。この価格の安さを実現できているのは、実はその家具の調達方法です。

Rentomojoは貸し出し用の家具を購入しておらず、購入しているのは、提携している銀行です。Rentomojoではまず、商品を銀行に買ってもらい、その商品を銀行から借ります。そして、レンタル料金の一部を銀行に送ることで初期投資を少なく事業を立ち上げています。したがって、投資の回収のために料金を上げていかなくてもキャッシュフローが回るようになっているため、価格を抑えた戦略が可能になっているわけです。

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