挫折が教えた“凡人の戦い方”。「助け合いが当たり前」の社会を目指す人情派弁護士、アクセルサーブ法律事務所・小澤裕也の原点

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Interviewee

アクセルサーブ法律事務所 代表弁護士

小澤裕也

Ozawa Yuya

1987年5月21日生まれ。愛知県立一宮高校・立教大学法学部を経て、明治大学法科大学院を修了後司法試験に合格。埼玉県内の法律事務所でキャリアをスタートし、3つの事務所で研鑽を積み、2022年にアクセルサーブ法律事務所を開業。建設・不動産業界の法務サポートを重点分野としながら、幅広い業界の経営者から信頼を得ている。「助け合いが当たり前の世界を作る」を理念に掲げ、弁護士業務の傍ら、人と人との縁を繋ぐ活動にも精力的に取り組む。

建設・不動産業界に特化し、紛争解決から一歩進んだ「紛争予防」までを手掛けるアクセルサーブ法律事務所。

代表弁護士の小澤裕也氏は、専門性の高い法務サポートの枠を超え、建設現場にまで自ら足を運ぶことで培った業界への深い理解と、人が介在する「縁」の力を巧みに融合し、視線の先にはクライアントの事業成長を根幹から支える唯一無二の専門家の集うプラットフォーム構想を描いているといいます。

「この方たちを支えたい」特化する分野を決めるきっかけになった経営者との出会い

—【聞き手:岡崎美玖、以下:岡崎】現在どのような事業に取り組んでいらっしゃるのか、改めてご紹介いただけますでしょうか。

—【話し手:小澤裕也氏、以下:小澤】アクセルサーブ法律事務所の小澤と申します。青山一丁目で法律事務所を経営しておりまして、建設業・不動産業の企業様に対する紛争解決と紛争予防のサポート、また私が主催する交流会などを通じてご縁をいただいた経営者様への法務サポートの2軸で事業を展開しています。

ー【岡崎】数ある業界の中でもなぜ建設・不動産業界に特化しようと思われたのですか?

ー【小澤】クライアントに恵まれた、という点が最大の理由です。これまでお付き合いさせていただいた建設・不動産業界の経営者の方々が、人間的に素晴らしい方ばかりだったのです。

ビジネスのレベルが非常に高く、誠実な事業で結果を出されているのはもちろんのこと、その上で「人情味」がとても深く、ビジネスと人間性という両輪がしっかりと回っている方が、この業界には特に多いと感じています。人の部分を大切にしたいという私の価値観と、彼らのスタンスが強く共鳴したのが、この分野に特化しようと決めた大きな理由です。

中でもある建設会社の社長様との出会いが大きな転機となったのですが、その方はM&Aで会社の買収を進めており、仲介業者への費用も支払い済みだったにも関わらず、最終段階でご自身の判断でその話をお断りになりました。理由を尋ねると「相手方からはお金の話ばかりで、事業への思いや今後のビジョンが全く感じられなかった。以前、別の会社を引き受けた時は、そこに確かな思いがあったから決めた。今回はそれがないからやめる」と。

ー【岡崎】損得勘定だけではない、ご自身の信念を貫かれたのですね…!

ー【小澤】仰る通りです。 その方は私より年上なのですが、会食の際には必ず手土産をお持ちくださるような、本当に細やかな気配りができる方なのです。服装からビジネスへの姿勢まで、すべてが紳士的で…。また、別の不動産会社の社長様も、お客様のことを第一に考え、社員の方々にもその温かい姿勢が浸透していました。

弁護士としてのキャリアの初期から、建設会社の倒産案件や建築紛争、相続に伴う不動産案件など、何かしらの形で「建設」と「不動産」という2つの業界にずっと関わってきましたが、そうした経験を積み重ねる中で、この業界への興味・関心が自然と強まっていき「この方たちを法務の力で支えたい」と強く思うようになりました。

「自分はできない人間だ」司法試験の挫折と“薄紙を重ねる”努力

ー【岡崎】人との繋がりや想いを大切にされている小澤さんですが、そもそも弁護士を目指されたのは何がきっかけだったのでしょうか。

ー【小澤】一番大きな存在は、母方の祖父です。祖父は法務局の職員として東海北陸地方を回っており、晩年は司法書士事務所を開業しており、当初は自宅の応接室を事務所としていました。私は初孫だったこともあり、非常にかわいがってもらった記憶があります。幼心に、祖父の姿を見て法曹界への漠然とした憧れを抱いていたのだと思います。

ー【岡崎】進路を具体的に考え始める高校時代には、すでに弁護士という目標は固まっていたのですか?

ー【小澤】なんとなく、固まってはいました。大工さんやパイロット、検察官など、いろいろな夢がありましたが、大学で法学部に進む頃には「弁護士になりたい」と考えていました。

ー【岡崎】となると、やはり昔から学業にも励み、成績優秀な学生時代を過ごされてきたのでしょうか?

ー【小澤】いえ、私はむしろ挫折の連続でした。最初の大きな挫折は高校時代です。

私の地元は愛知県の田舎町で、中学生まではいわゆる「勉強ができる子」で、学年で1桁の順位が当たり前でした。高校は地域の進学校に進学したのですが、最初の実力テストの結果に愕然としたのを今でも覚えています。これまで見たこともない3桁の順位で、井の中の蛙だったことを痛感させられました。周りは各地域から集まってきた優秀な生徒ばかりで自己肯定感は一気に崩れ落ち、勉強のやり方もわからず、成績は低迷したままでした。

大学時代は、一緒に弁護士を目指していた予備校の仲間がいましたが、私以外の2人の方がはるかに優秀でした。法科大学院進学後も、周りの優秀な同級生との差に劣等感と焦りを感じる日々で…。ひたすらがむしゃらに机にかじりついていましたが、空回りしている感覚が強かったです。

ー【岡崎】そして、キャリア最大の試練である司法試験を迎えるわけですね。

ー【小澤】はい。1度目の司法試験に失敗し、その後の浪人時代が人生で最も精神的に辛かったです。当時の司法試験は大学院卒業後5年間で3回まで、という受験資格だったのですが、親からは「次でダメなら就職しなさい」と言われてしまったので、次、落ちたら終わり、という、まさに後がない状況でした。

ー【岡崎】今後の人生を大きく左右する状況下で、どのようにご自身を奮い立たせたのですか?

ー【小澤】ここで初めて、心の底から「自分はできない人間だ。人より劣っている凡庸な人間だ」と認めることができたのです。それまではどこかに「自分はできるはずだ」という甘えがあったのですが、そのプライドをすべて捨てました。

そこからは、泥臭い努力の連続です。合格した先輩や友人たち全員に頭を下げ「どこが悪いか教えてください」と自分の答案を見せて回りました。「絶対に次は受かる」と心に決め、寝る前には必ず「自分は受かる」と自己暗示をかけ、自習室の自分の机には主食だったカロリーメイトの箱でタワーができていました(笑)。

ー【岡崎】覚悟が決まってからはなりふり構わずやり切ってやろうと。

ー【小澤】周りからは「あいつはどんどん歪んでいっておかしくなった」と思われていたかもしれません(笑)。どんどん髪の毛の色が明るくなって金髪のようになっていましたし、いつもボロボロのニットを着ていて…他のことに気を払う余裕が、一切ありませんでした。

ー【岡崎】そして、運命の合格発表日を迎えられるのですね。

ー【小澤】合否発表当日は怖くて、合格者受験番号の掲示される法務省にすぐに見に行くことができませんでした。自宅のパソコンで自分の番号を見つけた後も信じられなくて、日が暮れかけた夕方、友人に電話した上でようやく法務省の掲示板に見に行って、自分の番号をみつけたときに、ようやく「間違いじゃないんだ」と。

心境としては「歓喜」というよりも「安堵」の方が近かったです。でも同時に、ここまでやってきたことは無駄じゃなかったんだと、1つの大きな成功体験となりました。この挫折からの突破経験は間違いなく今の私の糧になっています。

3つの事務所を経ての独立。「クオリティを妥協したくない」想いが背中を押した

ー【岡崎】弁護士となられてからは3つの法律事務所をご経験されていますが、それぞれの事務所では、どのようなキャリアを積まれたのでしょうか。

ー【小澤】最初の事務所は「とにかく厳しい環境に身を置きたい」と考えて選びました。司法修習を埼玉の浦和で経験し、その縁で越谷市の事務所にお世話になることになりました。その事務所の所長が、自分を磨く・鍛えるということに優れ、妥協を一切許さない、非常にちゃんとした方でした。

修習中に出会った優秀な同期たちの姿を見て「普通の環境でなあなあにやっていたら、自分は絶対に生き残れない」という強い危機感がありました。人の3倍努力して、ようやく人並みになれるからこそ、叩き上げてもらうくらいの覚悟で、厳しい所長の元で社会人としての基本を学ばせていただきました。

2つ目は、拠点を埼玉から東京に移し、企業側の労働問題に特化した事務所に入りました。最初の事務所で少しだけ会社側の労働案件に触れる機会があり、その面白さに惹かれたのがきっかけです。より専門性を高めたいと考えました。

ー【岡崎】専門性を追求する中で、どのような面白さを見出しましたか?

ー【小澤】企業法務という、これまでとは全く違う世界に触れたこと自体が新鮮でしたし、何より様々な経営者の方とコミュニケーションを取り、課題解決をサポートしていくプロセスに、大きなやりがいと面白さを感じました。

ー【岡崎】そして3つ目の事務所へ。ここでのご経験が独立に繋がっていくわけですね。

ー【小澤】3つ目は、個人・法人問わず幅広く案件を取り扱い、全国に支店を持つ、ある程度の規模感がある事務所でした。ここで組織の一員として働く中で、ありがたいことに私個人を信頼して「小澤さんにお願いしたい」と言ってくださるお客様が少しずつ増えてきました。

事務所からいただく仕事と、個人として受ける案件の両方を抱える中で、自分が納得できるクオリティを両方で維持することが物理的に難しくなり…。

「このままでは事務所にもお客様にもご迷惑をかけてしまう、自分の仕事の質を妥協したくない」という思いが日に日に強くなっていきました。

そこから独立を本格的に視野に入れ始めたのですが、もともとビビりな性格なこともあり正直とても怖かったです。本当にうまくいくのか、全く分かりませんでした。

ですが、その時にお付き合いのあった経営者の方々や、先輩方が「ウジウジ悩んでいても仕方ない。1回やってごらんよ」と背中を押してくださったんです。その言葉に勇気をもらい、意を決して独立に踏み切りました。

ー【岡崎】独立されてから2年半が経ちましたが、今振り返ってみていかがですか?

ー【小澤】独立して本当に良かったと思っています。もちろん、いつかは独立したいという思いはありましたが、このタイミングで決断できたことは間違いではありませんでした。

何よりも、経営者という立場になったことにより見える世界が大きく変わりました。事務所の方向性をどうするか、どんなサービスを構築して仲間をどう集めるかなど、戦略を考え実行していく事務所を「作る」というプロセス全体が、今は楽しくて仕方ありません。

本稿では、挫折を糧とした小澤氏の軌跡と、彼が目指す次世代のリーガルサービスの可能性に迫ります。

KEYPERSONの素顔に迫る20問

Q1.出身地は?

生まれは三重県で、育った地元は愛知県愛西市です。

Q2.趣味は?

体を動かすことが好きで、ランニングをしたり、以前はハーフマラソンにも出ていました。旅行、温泉、お酒を飲むことも好きです。

あとは「交通インフラ鑑賞」です(笑)。用事もないのに空港へ行ったり、大手町のビル群を眺めながら歩いたり…鉄道も飛行機も、乗るのも見るのも好きですね。

Q3.特技は?

「他己紹介」が上手い、とたまに言われます。人の長所を見つけて褒めるのが好きです。

Q4.カラオケの十八番は?

あまり行かないですが、昔よく歌っていたのはコブクロの「Million Films」です。

Q5.よく見るYouTubeは?

「脱・税理士スガワラくん」はよく見ます。あとは航空・鉄道系のチャンネルを見ることが多いです。

Q6.座右の銘は?

「凡事徹底」と「人事を尽くして天命を待つ」です。

「凡事徹底」は、イエローハットの創業者である鍵山秀三郎さんの本を読んで感銘を受けました。天才ではない自分でも、当たり前のことを非凡にやり抜けば価値ある人間になれる、という考えが心に響いています。

Q7.幸せを感じる瞬間は?

家族や事務所のメンバー、そしてお客様が喜んでいる姿、楽しそうにしている姿を見ることですね。人がニコニコしているのを見ると、こちらも幸せになります。

Q8.今の仕事以外を選ぶとしたら?

昔からの憧れでパイロットか、法律とは全く異なる業界で経営者になってみたいです。

大学時代からやり直せるならば、起業サークルに入り、世の中に求められるものを考えて自分で事業を立ち上げてみたいです。

Q9.好きな漫画は?

最近読んでいるのは「キングダム」です。

Q10.好きなミュージシャンは?

X JAPANなどビジュアル系をよく聴きます。

Q11.今一番会いたい人は?

妻です。今、東京と鳥取の2拠点生活をしているので鳥取にいる妻に会いたいです。

Q12.どんな人と一緒に仕事をしたいですか?

「誠実で、仲間思いな人」です。人を使い捨てにするような考え方の人は好きではありません。

Q13.社会人になって一番心に残っている言葉は?

父から言われた「努力は薄紙を1枚1枚積み重ねるようなものだ」という言葉です。

1枚や2枚の差では、見た目は何も変わりませんが、それが500枚、1000枚、1oooo枚と積み重なった時、はっきりとした差になり、気づいた時にはもう追いつけないほどの違いになっているんだ、と。この言葉が「凡事徹底」という座右の銘にも繋がっていきます。

Q14.休日の過ごし方は?

鳥取在住の家族に会いに行くか、東京にいる時は今後の事業計画を立てたり、洗濯などの家事をしたり、ふらっと散歩に出かけたりしています。

Q15.日本以外で好きな国は?

UAEのドバイ、インド、インドネシアです。あとはアメリカ本土やブラジルにも興味があります。

Q16.仕事の中で一番燃える瞬間は?

お客様が「困っています。何とかなりませんか」と助けを求めてこられた時です。

「よし、やるぞ!」とスイッチが入りますね。これこそ弁護士が一番力を発揮すべき場面だと思っています。

Q17.息抜き方法は?

やはり体を動かすことでしょうか。ランニングやウォーキングが一番です。あとは、人とお酒を飲むこと、家族と過ごすことです。

Q18.好きなサービスやアプリは?

今だと「chocoZAP(チョコザップ)」です。事務所からも近く、土足も可能な手軽さや価格も安く、便利すぎてアプリを開かない日はないくらいです。

Q19. 学んでみたいことは?

「経営」そのものをより体系的に学んでみたいです。組織論やマーケティングなど、学問としてではなく「実践で活きる経営」の知見を深めたいです。MBAにも興味があります。

Q20.最後に一言

「助け合い、称え合い、共に成長し、喜び合うのが当たり前の世界」を創っていきたいと思っています。

現在の社会は残念なことに、真逆である足の引っ張り合いや争いごとが溢れていますが、自身のサービスを通じて、自ら実践しながら、理想とする社会を実現していきたいと思っています。

「縁を返す」ための輪が、未来の事業の礎に

ー【岡崎】現在交流会も主催されるというお話がありましたが、小澤さんにとって、この活動はどのような位置づけなのでしょうか。

ー【小澤】私は「交流会」というより「会食」という表現を使っているのですが、根底にあるのは、「私にご縁をくださった方には、ご縁でお返ししたい」という純粋な気持ちです。

ー【岡崎】利益のためではなく「縁返し」が目的なのですね。

ー【小澤】はい。「この人とこの人を繋げたら面白い化学反応が起きそうだな」と感じた方々をお誘いして、4人から6人くらいの少人数で会食をすることが多いです。

計画的にやっているわけではないのですが、ご縁が繋がり結果的に全国各地で会をセッティングさせていただく機会もあります。誰かと会食する予定ができた時に「そういえば、この近くに面白い方がいたな」とお声がけするような形で、自然と輪が広がっています。行きつけのお店や、私自身が出資している飲食店を使わせていただくことも多いです。

私の理念でもある「助け合い、称え合い、共に成長し、喜び合うのが当たり前の世界を創りたい」という想いを、まずは自分から能動的に実践していきたいんです。会食のセッティングは、その具体的なアクションの1つです。

ー【岡崎】まさにその活動が、結果としてビジネスにも繋がっている側面はありますか?

ー【小澤】そうですね。決して意図してやっているわけではありませんが、私の人柄や価値観を知っていただく機会になっているのかもしれません。

私のクライアントの多くは、法律知識の優劣ではなく「小澤という人間だから」と信頼して依頼してくださる方々です。現在顧問先が30社を超えているのも、こうしたご縁の積み重ねの結果だと感じています。あくまでも私は人に恵まれているなと常々感じており、そのいただいたご恩を返せる方にどんどん返していきたいのです。その一環として、これからも会食の場を作り続けていきたいと思っています。

紛争解決から、“紛争予防”プラットフォームを目指す

ー【岡崎】独立して3年目となりますが、今後の事業展開についてはどのようなビジョンをお持ちですか?

ー【小澤】建設・不動産業界に対する専門性をさらに高め、この分野において日本で一番頼りになる法律事務所を目指したいと考えています。そのためにも、事務所の規模拡大が不可欠だと考えています。

ありがたいことに案件が増え、1人で対応できる限界が見えてきまして、独立を決意した時と同じようにお客様へのサービスのクオリティを維持・向上させるために、仲間の力が必要だと感じています。最終的には弁護士10~20名、スタッフも合わせて総勢30~40名規模の組織にしていきたいと考えています。

ー【岡崎】どのようなチーム・組織作りを目指していらっしゃいますか?

ー【小澤】事務所に集ってくれるメンバーにとっては、ここが「自己実現の場」「成長の場」となるようなプラットフォームにしたいです。クライアントに対しては、単なる法律家集団ではなく、依頼者が営む事業や仕事の本質を理解し、唯一無二の価値を提供できる「業(ぎょう)を最もよく知る法律家集団」でありたいです。

法律の知識があるだけでは不十分、ビジネスの現場で何が起きているのかを深く理解する必要があると考えています。先日も顧問先の建築士の方にお願いして、建設現場を見学させていただき、設計士が読むような専門書も手に入れて構造計算や工法の基礎についても勉強をしているところです。

ー【岡崎】法律の部分のみならず、現場や業界そのものを理解しようとされているのですね。

ー【小澤】まさにその通りです。紛争が起きてから解決するのは弁護士として当然の仕事ですが、一歩踏み込んで最終的なゴールである「紛争予防」を目指したいと思っています。

企業の内部に入り込み、ビジネスのことも、現場のことも分かる専門家として「こういう取引をするなら、将来こういうリスクがあるから、契約段階でこうしておきましょう」といった具体的な提案ができるチームでありたいです。紛争の芽を事前に摘み取ることこそ、私たちが提供すべき本当の価値だと信じています。

法律と人間的な部分の教育を社内で行いながら、メンバー全員がクライアントのビジネスにも人生にも深く寄り添えるような専門家集団を作り上げ、他に類を見ないプラットフォームを構築していくことが、私の次なる挑戦です。

ー【岡崎】ありがとうございます。最後に、読者に向けてのメッセージをいただけますでしょうか。

ー【小澤】弁護士というと、どうしても「とっつきづらい」「敷居が高い」というイメージがあるかもしれません。ですが、少なくとも私は何よりも「話しやすさ」「相談のしやすさ」を大切にしています。経営者の皆様は、日々多くの悩みを抱えていらっしゃると思いますが、何か困ったことがあれば、ぜひ一度お気軽にご相談いただきたいです。

特に、建設・不動産業界の経営者の方々に対しては、私がこの10年以上のキャリアで培ってきた知識と経験を生かして、最良のサポートをご提供できると自負しております。目の前のお悩み解決はもちろん、将来の紛争やトラブルを防ぐための環境づくりまで、力強いパートナーとして伴走させていただきます。


【クレジット】
取材・構成・ライティング/岡崎美玖 撮影/原哲也 企画/大芝義信

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