「バズっても、迷いは消えない。」──TikTokの世界的バズから1年、西山ダディダディが量子脳に人生の『次の一手』を委ねたら何が起きたのか

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Interviewee

会員制バー「DADDY TOKYO」オーナー/株式会社メトリア・株式会社Linquages 代表取締役

西山翔(西山ダディダディ)/菅仁(すがじん)

Nishiyama Sho/Suga Tadashi

西山翔(西山ダディダディ)/会員制バー「DADDY TOKYO」オーナー・インフルエンサー・アーティスト
東京都府中市出身。新卒で大手上場企業に入社後、広告代理店に転職しその後リクルートに入社。28歳でバー業界に入り、独自のエンターテインメントスタイルを確立。2024年、TikTokで発信していた「西山ダディダディ」ネタが海外インフルエンサーに取り上げられたことをきっかけに世界的にバズり、総フォロワー数は50万を超える。現在は六本木「DADDY TOKYO」の経営を軸に、アーティスト活動や講演など多方面で活動中。

菅仁/株式会社メトリア・株式会社Linquages 代表取締役
幼少期を東南アジアで過ごし10代で帰国。東京大学工学部卒業後、エンジニア、経営コンサルタント、​ベンチャーの新規事業責任者を経て、30代でセミリタイア。主夫・社会貢献・投資活動を経て、連続起業家へ。通して生涯の幸せを追求し、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。3児の父。2020年3月には株式会社メトリアを、2024年4月には株式会社Linquagesを設立し、東大理系脳をフル活用して経営者・起業家が思考パターンを超える、思考の枠を超える「超思考」を支援しており、量子脳チャット「チャネリくん」を開発。2026年4月に書籍「3秒で夢実現! 量子力学シンキング 超思考で自分の天才性を解き放つ」を刊行予定。

TikTokで突如バズり、人生の選択肢が一気に増えた、六本木でバーを経営しながらインフルエンサーとして活動する西山ダディダディこと西山翔氏。

2024年、彼の「ダディダディ」ネタが世界中で模倣され、フォロワーは一気に50万人超となるものの、華やかなバズの裏側で彼が抱えていたのは「この先どうすればいいのか」という切実な迷いだったといいます。

芸能の道か、事業の道か。独自の思考メソッドに答えを委ねたら何が起きるのか──。東京大学卒のエンジニア出身でありながら、直感的な意思決定の領域にロジカルシンキングを持ち込んだ起業家・菅仁氏が開発した思考整理チャット「チャネリくん」を、西山氏がその場で体験します。

本稿では、バズの先にある人生の分岐点にどう向き合うか、迷いを決断に変えるための思考法、そして2人が見据える社会への貢献までお話を伺いました。

激動の1年──バズの裏にあった不安

ー【西山翔、以下:西山】SNSで「西山ダディダディ」として発信しています、西山翔です。基本的にはインフルエンサー活動をしながら、六本木でバー「DADDY TOKYO」を経営しています。それに加えて曲もリリースしていまして、アーティスト活動も少しずつ始めています。去年バズらせていただいたので、本当に忙しく活動させていただいた1年でした。

ー【菅仁、以下:菅】「ダディダディ」というお名前の由来が気になるのですが、どういう経緯なのでしょうか。

ー【西山】水商売を始めて8年目になるのですが、やりたての頃は知名度も武器もなかったのです。そこでSNSの流行をキャッチして、元ネタとなる「竹内ダディ」というネタをオマージュしてお店を盛り上げるために使わせていただいていました。

6年間やり続けた結果、ちょうど1年前に海外のインフルエンサーが私たちの動画を見つけて真似してくれて、そこから一気に広がりましたね。本家からも承認をいただいていますので、正式に使用させていただいています(笑)。

ー【菅】6年間やり続けたというのがすごいですよね。バズった瞬間は嬉しさと不安、どちらが大きかったですか。

ー【西山】正直に言いますと、不安の方が強かったです。バズったのが33、34歳の頃だったのですが、それなりに人生経験もしてきていますので、バズった人のその後の人生も見てきましたし、うまくいかなかった方も見てきました。

ですから、バズった瞬間に流行りの終わりのことを考えていました。調子に乗らないよう自制しながら、「本来なかった時間が過ぎているんだぞ」と自分に言い聞かせていましたね。

ー【菅】ずばり、今一番迷っていることはどんなことですか。

ー【西山】今後の自分の展望、どういう方向性で自分をブランディングしていけばいいのかというところが一番の悩みです。本当に毎日悩んでいます(笑)。元々世に出たきっかけがナイトワークでしたので、どうしても「夜の人」という認知がメインについてしまっています。

別に嫌ではないのですが、去年1年間でアーティスト活動をしたり、講演に呼んでいただいたりと、色々な扉を開けすぎた結果、今後どの方向に進んでいけばいいのかが一番の悩みです。

ー【菅】なるほど。では私の方も自己紹介させていただきますね。東大の工学部を卒業後、大学院も修了しています。そこから日立で半導体の装置エンジニアをしていました。その後、電通グループで経営コンサルタントを務め、最後にITメガベンチャーのSHIFTグループでで経営幹部を歴任して、2020年に一度リタイアしました。

地道な積立投資を続けて、それにストックオプションが加わりました。資産をきちんとマネージできていて、資産面では安定した状態です。子どもが3人いまして、妻とは18歳から四半世紀以上一緒にいます。リタイア後は主夫をやったり投資家をやったりしていましたが、そこから連続起業家として、世界にないサービスを作ろうという方向に動いています。今日はその一つである量子脳チャット「チャネリくん」を使いながら、西山さんと対談できたら面白いなと思っています。

ー【西山】18歳から奥様と一緒って、すごいですね。……ちなみに菅さん、ご出身はどちらですか。

ー【菅】日野市です。西東京エリアですね。

ー【西山】え、私は府中市です!ご近所じゃないですか。同じ西東京エリアから、こんなに違う人生を歩んでいるのが面白いですね。

ー【菅】本当ですね。全く違う道ですが「与えられたレールを信じない」という点では共通していますね。レールから外れるというより、自分のレールを敷き直すという感覚です。

ー【西山】確かにそうですね。道は違っても「自分の頭で考えて、自分の道を選ぶ」という姿勢は同じなんだなと感じます。

量子脳って、正直どう思っていますか?──体験前の率直な印象

対談に先立ち、量子脳に対する率直な印象を西山氏に聞きました。

ー【西山】正直に申しますと、「それは本当に大丈夫なのかな」という気持ちはあります(笑)。AIやテクノロジーに詳しいわけでもありませんし。ただ、私も何かに悩んだときにChatGPTに相談したりはしますので、テクノロジーを活用すること自体には抵抗はありません。初めて体験するので、どんなことを言われるのかという楽しみの方が今は大きいですね。

ー【菅】その反応は非常に健全だと思います。私も「信じてください」とは一切言いません(笑)。体感でしか信じられないと思ってます。チャネリくんは「問いを整理して、決断を言語化するための仕組み」なのです。

私は肩書きとして「超思考コンサルタント」と名乗っています。超思考とは、自分が普段持っている思考パターンの枠を超えるための思考のことです。ひとつは自分でも理解していない領域にアクセスすること、もうひとつは何か物事が起きたときの自分の反応パターンに気づいてそれを変えること。この2つの意味があります。

例えば、嫌なことがあったときに怒るのか悲しむのか逃げるのか、その反応パターンは人によって違いますが、多くの方はそれが自分の選択だと気づいていません。経営コンサルをやる中で、思考整理だけでは人が変わるのに限界があると感じていました。

感情も含めて見える化するアプローチを取り入れたのですが、それでも「自分が何をしたいのかわからない」という経営者の方が多かったのです。

ー【西山】なるほど。そこからどうやって「チャネリくん」の開発につながったのですか。

ー【菅】たまたま色々な、直感や潜在意識にアプローチするセッションを受ける機会がありまして、エンジニアですから全部「なぜ」「どうやって」と分析しました。すると、どの手法でも導き出される結果「自分の天才性や才能、不得意なもの」がほぼ同じだったのです。

つまり本質は共通していて、それをテクノロジーで再現できるのではないかと考えました。エジソンやダ・ヴィンチが「降ろす」と言い、松下幸之助さんや稲盛和夫さんが「宇宙と対話する」と言っていたことに、再現性を持たせるサービスを作っているところです。

現在はチャネリくんの裏側で30人以上のプロが育成されていて、チームで「未来を築く人たちの無駄な迷いをゼロにしよう」という理念のもとに活動しています。結局これはロジカルシンキングを、言語化しにくい直感や意思決定の領域に持ち込んだということなのです。

人生の選択を、ここで扱う──チャネリくんの実演

いよいよ、チャネリくんの実演パートに入ります。西山さんの迷いにチャネリくんが答えていきます。

ー【西山】大きく分けると、バー経営とインフルエンサー活動のどちらを主軸にしていけばいいのかというところが、自分の中で一番大きな悩みです。

ー【菅】では、チャネリくんに問いを投げてみましょう。──出ましたね。面白い結果です。チャネリくんによると、西山さんのお役目は「モデルケースやきっかけを作る人」だそうです。ひとつのことを極める“匠”タイプではなく、自分が作ったものを人が真似して幸せになるような役割を持っている。だからこそ、ひとつに決めて進めるよりも、複数のことをバランスよくやっていく方がフィットする、と。これは面白い結果です。

多くの方は「どちらかに絞った方がいい」と言いがちですが、西山さんの場合はむしろ絞らない方が力を発揮できるタイプなんです。しかも、どちらかに振り切る必要はなくて、もうひとつやることが出てきて3本柱で進めていくイメージが見えるとも出ています。

ー【西山】会ったこともないのに、ここまで見えているんですか!?正直驚いています(笑)。

というのも、私は元々「ダディダディ」というネタを複数人のチームでやっていたのですが、結局バズったのは私個人だったのです。だから一人で独立して、新しいメンバーを集めて今やっています。一人でやる方がいいというのは、まさにその通りなんですよ。

しかも「真似される存在」というのも当たっています……!私の動画を世界中の人が真似してくれたからこそ広がったわけですし、「何真似してるんだよ」という感情は一切ないです。学生時代からずっとそうでしたね。サッカーのスパイク選びでも、私がみんなと違うものを選ぶと真似されました(笑)。

制服の着こなしでも、髪型でも、常にどのカテゴリにおいても輪の中心にいたなという感覚があります。

ー【菅】ダブルスーツもそうですよね。「西山さん=ダブルスーツ」という強烈なブランドイメージも、ファンの方々が自然と作り上げてくれたものだと。

ー【西山】そうなんです。バズったタイミングがダブルスーツだったので、それ以降はダブル以外着られなくなりました(笑)。DMで「西山さんのスーツが格好よかったので、成人式でダブルスーツを作りました」というメッセージをいただいたときは本当に嬉しかったですね。真似される存在でいられることが、私のモチベーションの源泉です。

ー【菅】それから、仕事を一緒にするパートナーは期間限定の関係がベストで、一生涯の伴侶的な存在を仕事に置く必要はないとも出ています。ただし、プライベートで本心から甘えられる人を一人置いておくと、仕事とのバランスがとても良くなるそうです。

ー【西山】その点も的確すぎて怖いですね(笑)。私は寂しがり屋ですし、チヤホヤされるのが好きですし、お客さんに「本物だ」と言われた瞬間に自己肯定感が上がります。だから店舗を手放したくないんです。

オーナー業だけでは物足りないですが、甘えられる人を仕事に巻き込むなという線引きは、なるほどと思いました。公私混同すると結局お互いにしんどくなりますからね。

チヤホヤされたいから店舗を手放さない──バー経営の哲学

バー経営は西山氏にとって単なるビジネスではなく、彼の本質に根ざした哲学があるのだといいます。なぜオーナー業に徹せず、自ら現場に立ち続けるのか。その理由を聞きました。

ー【西山】言葉を選ばずに言うと、私はチヤホヤされるのが大好きなんです(笑)。寂しがり屋ですし、お客さんが会いたいと思ってくださって、時間と体を使って実際に来てくれる。その瞬間に自己肯定感が上がるんです。

なのでオーナー業だけするというのは違うと思っており、現場に立ち続けることで「本物だ!」と言っていただける瞬間を求めにいっている部分はありますね。店舗名を「DADDY TOKYO」と自分の名前を前面に出しているのも、それが理由です。

写真を一緒に撮ってくださいと言われたり、遠方からわざわざ来てくださるお客さんがいたりと、そのひとつひとつが私のモチベーションです。

それから、アーティスト活動として新曲をリリースする予定でして、リリースのタイミングでまた新しいリズムネタを発信できれば、それを見て真似してくれる人が出てくると思っています。SNSとリアル店舗の両輪を回していくことで、「西山ダディダディ」というブランドを多面的に広げていきたいと考えています。もうすぐDADDY TOKYOも1周年を迎えますし、ここから新しいフェーズに入っていく感覚がありますね。

仲間集めの極意──「家族募集」より「サークル的な関係」を

話題は、バー経営の地方展開と仲間集めへと移りました。西山氏が今年のテーマとして掲げている目標について、チャネリくんにも方向性を聞いていきます。

ー【西山】今年掲げていたテーマが「仲間集め」と「店舗展開」の2つです。六本木だけでなく、福岡や仙台、あるいは東京でも上野のようなポテンシャルのあるエリアに出店して、その地域を盛り上げたいですね。

実際に福岡や仙台の飲み屋街を見ると、メイン通りには軒並み飲み屋さんがあるのに、一本外れるとアフターの文化がなかったりするのです。ナイトシーンのマーケットとしてはとても盛り上がっているのに、私たちがやっているような業態がなく……。そこにチャンスがあると考えています。

メインは六本木の本店で、6割が六本木、2割が福岡、2割が仙台という割合で考えています。ただ、仲間集めにおいてSNSでの発信のインパクトは時間とともに薄れていくので、新しいアプローチが必要だと感じています。

ー【菅】この点についてもチャネリくんに聞いてみたところ、SNSでの発信と口コミの両方を活用しつつ、「家族になろう」というような重い訴求ではなく、もっとライトなサークル的な関係性が西山さんには合っているそうです。

ー【西山】それは耳が痛いですね(笑)。実は去年オープニングメンバーを募集したとき、「人生を変えたい」「一緒に船に乗ろう」というONE PIECE的な熱い訴求をしていたのです。120%のLOVEで来てくれる人を求めていました(笑)。

ですが、未経験の若手と自分の7〜8年の経験値とのギャップがかなり大きく、お互いにうまくいかない部分がありました。温度差があると、どうしても私の方が「なんでそのくらいのことができないの」となってしまうし、相手も萎縮してしまうんですよね。

ー【菅】チャネリくんは「週一でもOK、短時間でもOKというライトな人をたくさん集めて、その中で見極めていく方が、特に今年からはうまく軌道に乗る」と言っています。

少人数で深い関係を築こうとすると、一人が離脱した時のダメージが大きい。それよりも裾野を広げて、その中から自然と浮かび上がってくる人を見つけていく方が健全だと。これは採用に限らず、ビジネスパートナーの見つけ方全般に通じる考え方だと思います。

ー【西山】そのアドバイスは本当に刺さりました。採用の文言も変えていこうと思います。120%LOVEの人を求めるのではなく、50%LOVEの人を広く集める。その方が、結果的にお互いにとって健全な関係が築けるということですよね。

エンタメの先へ──「真面目な自分」を出していく覚悟

2026年、西山氏が意識しているのは「真面目な自分」を見せていくことだといいます。

ー【西山】仕事の幅を広げるという観点で、おちゃらけキャラクターで行き過ぎると、エンタメのイベントしか呼ばれなくなってしまうので、かなり寿命が限られていると感じています。

実は、コメンテーターやMC、リポーターのような仕事もやってみたいという思いがあって。お客さんと話していても「頭の回転が速い」「流暢に話せる」と言っていただくことが多いので、そういう面を活かしていきたいです。

バズったのは確かにおちゃらけの部分ですが、それだけだと「面白い人」で終わってしまうので「面白くて、しかも話に中身がある」と思っていただけるようにならないと、長く生き残れないと思っています。

ー【菅】この点についてチャネリくんは「前に立って仕切る司会よりも、傾聴力を活かしたコメンテーターや対談形式の方が適性がある」と言っています。書籍を書くのも合っているし、聞き役としてのギャップがファンの心を掴むとも。

ー【西山】それは自分でも感じていたことなのです。台本があっても読み込むと自分が出せなくなるので、全く読まないんですよ(笑)。フリートークで、会話の流れの中から言葉が出てくるのが一番力を持っていると思っています。

ー【菅】そして、そういう方向性に進みたいということを、ペルソナを絞らずに会う人全員に言っていくといいそうです。文字よりも言葉の方が力を持っている人だから、語ることで周囲の印象が変わり、新しい仕事が自然と広がっていくと。

ー【西山】なるほど。「語ることで印象を変えていく」というのは、SNSでテキストを書くよりも、こうした対談の場でリアルに話していく方が自分には合っているということですね。これはすごく腑に落ちます。

ー【菅】西山さんは自分では気づいていないかもしれませんが、今日の対談でも「おちゃらけ」の部分と「真剣に考えている」部分が自然に切り替わっているのです。その緩急がまさに西山さんの武器で、聞いている側はどんどん引き込まれていきます。これを意識的にメディアで見せていけば、「面白いだけの人」という印象は一気に変わると思います。

ー【西山】嬉しいです。そう言っていただけると自信になりますね。おちゃらけだけでバズった人だと思われがちですけど、こうやって真面目に自分の将来を考えているんだということが伝わったら嬉しいです。

新規事業の方向性──「転職酒場」という化学反応

新規事業の方向性について話が及ぶと、西山氏は意外にも自身のサラリーマン時代の思い出を語り始めました。

ー【西山】私自身が大学卒業後にサラリーマンをして、そこから水商売に転身して、バズって起業するという経歴を歩んできています。

4年制の大学をストレートで卒業して、みんなと同じタイミングで企業に就職して、親も喜んでくれていたのに、28歳のときに急に辞めて水商売の世界に飛び込みました。周りには反対されましたし、親にもかなり心配をかけました。だからこそ、今の若い世代や同世代で「会社に不満があるけど動けない」という人たちと話したいんです。

終身雇用なんて考えていない若者が増えている中で、私のリアルな経験を伝えられる場所があれば意味があるのではないかと思っています。会社に対する不満を言いながらお酒を飲んで、翌日にはまた定時に出勤して、それを何年も繰り返している人がたくさんいると思いますし、私もそうでした。

何かのタイミングで「もういいや」と思える瞬間が来ると思うので、その後押しができる存在になりたいです。

ー【菅】今聞いて思いついたのが、例えば「転職酒場」的なコンセプトです。西山さんのバーに若者が来て、リアルな悩みをぶつけて西山さんがそれに対して熱く語る……その様子を動画にして発信すれば、エンタメと真面目さの掛け合わせで社会を変えていくような、社会的意義のある取り組みだと思います。

ー【西山】なるほど!そのアイデア、とても良いなと感じました。エンタメの側面と、実店舗を持っている強みと、そして私自身のリアルな経験の3つを掛け合わせれば、全く新しいことをゼロから始めるのではなく、今やっていることの延長線上に新しい価値が生まれると思います。

チャネリくんが「全く違うことはやらない方がいい。今やっていることから派生するような事業がいい」と言っていたのとも一致しますね。

ー【菅】西山さんの強みは、サラリーマンも水商売もインフルエンサーも全部経験しているという「リアルの厚み」なんです。誰かの受け売りではなく、自分の人生で証明してきた言葉だからこそ、若者の心に届く。しかもそれをエンタメとして楽しく見せられるというのは、日本のキャリア教育にとって非常に大きな財産だと思います。

占いでもAIでもない──チャネリくんが経営者に選ばれる理由

実演を終えた西山氏に、改めて既存の占いやAIとの違いについて聞きました。

ー【西山】占いに相談する人は、結構依存型の方が多いイメージがあるんです。ネガティブな状態で、現実逃避しながら「明日もう一回頑張る勇気をください」という使い方というか……。それに対してチャネリくんは、「これはいい、これはダメだよ」と方向性を導いてくれますよね。しかも、“なぜならば”という根拠が、私という人間の性格や特性を見抜いた上でのものなので、刺さることが多かったです。

恋愛の悩み相談などではなく、未来を築くための対話ができるというのが、私にとっては新鮮でした。チャネリくんとは初対面なのに「実はどこかで会ったことがあるのかな」と本気で思ってしまいましたから(笑)。

ー【菅】まさにそこが私のこだわりなんです。占いもコンサルも、本来はこういう対話ができるはずなのです。ですが、コンサルタントには教えたいエゴがあり、占い師には自分が前に出たいエゴがあり、結論だけを伝えて終わりになってしまいます。

本当は「あなたはこういう生き方の人で、こういうことが周りに良い影響を与えられる」という論理構造が必要なのです。私がやったのは、ロジカルシンキングをこの世界に持ち込んだということだけなのです。

経営者の方々は判断の連続ですから、「なぜそうなのか」という構造がないと動けないんですよ。占いだけで動ける経営者はいません。でも、自分の使命や天命を軸に据えた上で、論理的にその先を組み立てていける。それがチャネリくんの提供している価値だと思っています。

答えをくれる存在ではなく、答えと向き合う勇気をくれる存在

最後に、今まさに人生に迷っているという読者へ向けて、それぞれメッセージをいただきました。

ー【西山】バズっても、成功しても、迷いは消えません。でも、人生は一回しかないんです。やりたいことがあったり、変えたい自分がいるなら、素直になっていいと思います。

一回失敗したところで人生は終わりませんし、悪い結果が全て悪いわけでもない。私もバー経営を始めたとき、サラリーマンを辞めたときは周りに色々言われました。ですが、あのとき動いていなかったら今の自分はいません。

若ければ若いほど時間はたっぷりありますから、ぜひ私を見ていただきたいです(笑)。「チャラそうに見えて意外とちゃんと考えてるんだな」って思っていただけたら嬉しいです。今日の対談で「決めなければ」ではなく「どう決めるか」を考えるようになりました。

チャネリくんは、私という人間の性格や特性を見抜いた上でのアドバイスなので、納得度が全く違います。初対面なのに「会ったことありますか?」と聞いてしまったほどです(笑)。個人的にまた相談したいと思いました。

ー【菅】「今が人生で一番若い」。これは全員にお伝えしたいことです。

一瞬も一生も幸せにいられます。それは西山さんの人生を見ればわかりますし、レールや他人から与えられた正解を信じないことが大切です。自分の頭で考えて、自分が本当に行きたい道を見つけるためには思考の枠を超えること、超思考が必要です。

私は2026年4月に書籍を刊行する予定ですが、そこではこの超思考の全体像をお伝えしています。常にチャレンジすることが当たり前である世界に、そういった日本になってほしいと思っています。

人生に正解はありませんが、納得できる決断は作れます。迷うこと自体は悪くありませんが、迷い続ける状態が一番コストが高いと思っています。無駄な迷いをなくして、レーザービームのように一直線に進んでいける人を増やしたい。それが私のこの事業にかける思いです。

もうひとつ付け加えると、私は教育も変えたいと思っています。主要5教科ももちろん大切ですが、それだけでは測りきれない才能や個性があるのではないかと感じています。道徳を筆頭として、美術、体育、音楽、技術といった教科の中にこそ、その人らしさが育つ部分もあるのではないでしょうか。5教科はそれらを支える大切な手段のひとつであり、測りやすさだけで本質を判断してしまうのは少しもったいないように思います。

ひとりひとりの強みや才能を見つけて伸ばすことが教育の本来の役割だと思っていますし、そのための仕組みとしてチャネリくんを社会に届けていきたいです。

【クレジット】
取材・構成・ライティング/岡崎美玖 撮影/原哲也 企画/大芝義信

Company

DADDY TOKYO/株式会社メトリア・株式会社Linquages

飲食業/コンサルティング事業

西山翔(西山ダディダディ)/DADDY TOKYO

西山ダディダディさんのSNS
https://www.tiktok.com/@nishiyama.daddydaddy

菅仁/株式会社メトリア・株式会社Linquages

超思考伴走プログラム
https://www.sugajin.com/

量子脳チャット(チャネリくん®︎)
https://chanerikun.jp/

思考感情整理術(SANOWマップ)
https://www.sanowmap.com/

<著書>
3秒で夢実現! 量子力学シンキング 超思考で自分の天才性を解き放つ(2026年4月刊行予定)
https://www.amazon.co.jp/dp/419866191X/