「振り切ることが重要」世界イチを目指して進む、話題のクリエイター・関ミナティ(チームマツダ家の日常)から学ぶ、人生を楽しむコツ

2,711view
トップ > インタビュー 一覧

氏名 関ミナティ
肩書 マツダ家の日常 クリエイター
2020年11月にTikTok「マツダ家の日常」を投稿開始。関暁夫のモノマネで独自のラップを歌う動画などがバズり、「TikTok流行語大賞2021」で「いやヤバいでしょ」のフレーズがチャレンジ部門を受賞した。TikTokerとして活躍する一方、各種メディアやセミナーへの出演などで、他のクリエイターたちに「バズる動画の法則」を広く伝えるコンサルタントとしても活躍する。
<

取材構成/松嶋活智 撮影/原哲也 企画/大芝義信

2020年11月、TikTokに彗星のごとく現れたのが、関ミナティ氏(マツダ家の日常)だ。同氏のアップするショート動画はどれもがバズり続け、瞬く間にTikTokのトップクリエイターに駆け上がった。2022年にはバズるための解説本を出版。2023年現在は現役のクリエイターを続けながら、チームマツダ家の日常として、多くの仲間たちとともにショート動画のコンサルティング事業も行っている。メンバー数も事業も右肩上がりで成長を続けているのだとか。

今回は、関ミナティ氏を招いて、同氏の過去から現在、未来について伺った。

日毎にレベルアップするチームマツダ家の日常

—【聞き手:松嶋、以下:松嶋】最初に自己紹介をお願いします。

—【話し手:関ミナティ氏、以下:関ミナティ】マツダ家の日常のメンバーとして活動している、TikTokクリエイターの関ミナティと申します。チームマツダ家の日常(以下、チームマツダ家)としてショート動画マーケティングのコンサルティングも行っています。

—【松嶋】クリエイターであり、コンサルタントとしてもご活躍されているのですね。

—【関ミナティ】はい。一般的なインフルエンサーマーケティングでは、広告代理店からの依頼を受けてクリエイターがコンテンツを制作しますよね。しかし、その場合は企業案件とクリエイターがミスマッチであることも珍しくありません。クリエイターから話を聞くと「なんでこの案件を自分に依頼したのか?」と疑問に感じるケースもありますし「この案件を依頼してくれるということは、自分の投稿を見てくれているのだな」と嬉しく思うこともあるようです。

僕たちは自身がクリエイターであるからこそ、そういった作り手の気持ちを自分ごととして理解できますし、自分たちがクリエイターをアサインする際は細部にまで注意して相談するようにしています。それにより「案件とクリエイターの適切なマッチング」と「確実にバズる企画提案」ができるんですよ。企業にしてみるとミスマッチを減らして、かつ効果を最大化できる。クリエイターからすると嬉しい依頼がくる、といったWin-Winの状態を作り出す事ができます。

—【松嶋】当事者でないとわからないことも多いですものね。チームマツダ家のメンバーは、全員がクリエイターなのでしょうか?

—【関ミナティ】いいえ。現在は40名ほどのメンバーが集まってくれていて、企画が得意な人、マネジメントが得意な人など、それぞれに得意分野は異なります。テレビ局やテレビ番組の制作会社、証券会社、広告代理店など、バックグラウンドも多様ですね。

過去の職場で身につけた知識を活かして活躍してくれるメンバーもいますし、チームマツダ家にジョインしてから、才能が開花するケースもあります。

—【松嶋】才能が開花するケースというと?

—【関ミナティ】チームマツダ家の活動を通して、初めて自分の得意分野に気づくといった感じですね。チームマツダ家の代表である幸田はマネジメントに長けていて、個人のスキルを引き出す天才なんですよ。幸田のおかげでメンバーのスキルがさらに伸びているため、日を増すごとにチームのレベルが上がっているのを感じます。

得体の知れぬものへのワクワク。クリエイターとしての原点は『激突』にあり

—【松嶋】関ミナティさん個人のお話もお伺いしたいと思います。子ども時代の印象的なエピソードがあればお話いただけますか。

—【関ミナティ】3人兄弟の末っ子で、幼稚園の年長くらいから自分の部屋を持っていました。そこにはテレビもあったので、レンタルビデオ店でビデオを借りて、よく映画を観ていましたね。一番記憶に残っている映画は、スティーヴン・スピルバーグ監督の『激突!』(※1)です。父から「面白いから一緒に観よう」と誘われて、初めて観た際に“ものすごい衝撃”を受けたんですよ。「世界にはこんなに面白いものがあるのか」と。

何が衝撃だったかって、『激突』って犯人の姿が出てこないんです。例えば怪獣映画であれば、怪獣が画として映し出されるじゃないですか。『激突』はそういった画が出てこないので、正体がわからないものに対する恐怖を感じさせてくれるんですよね。当時はとても怖かったんですけど、同時にワクワクもして。

—【松嶋】得体のしれないものに対する恐怖とワクワク感というのは、都市伝説にも通ずるものがあるなと思いました。

—【関ミナティ】あの映画は、僕のクリエイターとしての原点ですね。

そこから映画をみるのが好きになって、次第に自分でストーリーをつくるようになったんです。そのあとは、家にあったおもちゃを登場人物に見立てて、オリジナルストーリーを使ったひとり遊びもしていました。これはあまり話したことがないのですが、そのひとり遊びは高校2年生くらいまで続けていましたね(笑)。

なんとなく恥ずかしい気持ちはあったので、親にも友達にも絶対見られたくなくて。部屋に鍵をかけてまで、その遊びをしていました。

—【松嶋】逆にいうと、鍵をかけられる環境だったからこそ、大きくなるまで続けられた。それにより、クリエイターとしての素質が育まれたとも言えますよね。

—【関ミナティ】そうかもしれません。一人で歩き回ったり、笑ったり、転げ回ったり……人目を気にせず自分の思うがままにできる環境って、子どものころは手に入れるのが難しいものかもしれませんね。周囲に人がいると、無意識に良くも悪くも影響を受けてしまいますし、あの時間は貴重でした。今でも、何かの作業をしているときは人に見られたくないんですよ。

—【松嶋】それは面白いですね。小さい頃の環境は大人になっても影響してくるものというか。

—【関ミナティ】小さい頃の環境が関係しているのかどうかは分かりませんが、もう一つ印象的なエピソードが「無し無しじゃんけん」ですね。給食でデザートが余った時に、じゃんけんに勝ったら余りをもらえるというルールがあったんです。どうにかして勝ちたくて、編み出したのが無し無しじゃんけんです。パーかチョキしか出せないルールで、グーを出したらその時点で負け。これって、意外とできないんですよ。みんなグーを出しちゃうんです。僕は勝てるように家でこっそり練習していたので、給食のデザートは独り占めみたいな(笑)。“負けない戦い”をするのが好きな子どもでしたね。

—【松嶋】仕組みをつくるのが、お好きなのだろうなと思いました。小さい頃から発想力があって、負けないように練習する努力ができる才能もお持ちだったのでしょうね。

—【関ミナティ】楽しんでいるだけなので、努力している感覚はないんですけどね。無し無しじゃんけんも、よくよく考えると嫌われてもおかしくないことですが「これをやったら嫌われるかも」と悩んだことはないです。周囲からの評価はあまり気にならないタイプですね。

※1…1973年1月に公開されたサスペンス映画で、スティーヴン・スピルバーグ監督の長編デビュー作としても知られる名作。車を運転していた主人公が、前を走る大型トラックを追い越したことをきっかけに、命を狙われるストーリー。トラック運転手の姿が見えない演出が話題になった。

ある日のキャンプからスタートした物語が、急成長を遂げるまでの軌跡

—【松嶋】クリエイターとしての素質は幼少期に培われたものだと分かりました。そもそもTikTokを始めたきっかけはなんだったのでしょう?

—【関ミナティ】友人とキャンプをしていた時に、関暁夫さんのモノマネをしたら「面白い」と好評で。友人が僕のモノマネを動画で撮影していて、その場でTikTokにあげてみようという話になったんです。TikTokにあげるならバズりたいなと思って、コンビニの商品を都市伝説風に紹介するネタを思いついて、その動画をあげたら多くの人に見てもらえて。そこからTikTokにのめり込むようになりました。

—【松嶋】関ミナティさんといえば、ラップも印象的です。

—【関ミナティ】ありがとうございます。ラップをあげた2021年の初めのころは、TikTok内でラップがブームだったんですよ。それで、ラップをしながら都市伝説したら面白いんじゃないかなと思ってやってみたら、ハッシュタグのトータルで約27億再生されるほどバズりましたね。全国の人たちがマネをしてくれて、ラップの動画をきっかけに、フォロワー数が一気に伸びました。

でも、バズったことによる影響が想像以上に少なかったことに、ちょっとショックを受けてしまった自分もいて……。TikTok内では多くの人がラップをやってくれていて、外で撮影していたら気づいてくれる人もいましたが「これだけバズってもこんなものなのか」と、肩透かしを食らったような気持ちになりました。

—【松嶋】それは意外ですね。あの時点でTikTokでの知名度はかなり高かったように思いますが。

—【関ミナティ】意外と変わりませんでした。でも、根っからのポジティブ思考だからか「世界規模でバズることができたら、すごいことになるんじゃないか?」と思うようになったんです。そこで海外の人に見られることを意識した動画をつくりはじめて、規模がだんだんと大きくなって、今につながっています。

—【松嶋】海外向けの動画をつくり始めてから規模が大きくなり、メンバーが増えていくことになるんですね。

—【関ミナティ】ええ。ただ、一つお伝えしておきたいのは、最初から資金が潤沢にあったわけではないんですよ。最初は企業案件をいただいても断っていたので。「好きではない商品をPRすると、信用が落ちる」という説を聞いて、信用を削ってお金に変えるのはやめようと思ったんです。

そもそも、PRをされているクリエイターの方と同じ土俵で戦うとなると、厳しい戦いになってしまいますからね。“負けない戦い”をするためにも、企業案件は全部断ることにしました。現在は、個人的に好きな商品であれば、企業案件もお引き受けしています。でも、当時は信用をためることに集中しようと思ったんです。

—【松嶋】最初は自分たちの資金だけで活動していたのですね。メンバーが増えてきたタイミングでは、すでにマネタイズはされていたのですか?

—【関ミナティ】3人でスタートして、4人めとして入ってくれたメンバーがいたのですが、その時点ではまだマネタイズしていません。

4人めのメンバー・西郷は元テレビ局員で、DMで「めっちゃ面白いです」とメッセージをくれたんですよ。それがきっかけでご飯にいって、話しているうちに意気投合し、彼の方から「テレビ局をやめて、チームマツダ家に入りたい」と言ってくれました。僕たちとしては非常に嬉しい申し出だったんですが、給料をお支払いできないので「給料は出せないよ」と正直に伝えたにも関わらず、退職してチームマツダ家に参加してくれたんです。

そこから4人で動画をつくるようになって、僕たちが「こういったことができる人が欲しい」というと、西郷がぴったりの人材を連れてきてくれて、メンバーが少しずつ増えていきました。動画もバズっていましたし、TikTokクリエイターとしては順調だったものの「いつかマネタイズしないといけないな」という危機感はありましたね。

—【松嶋】給料は払えないのにメンバーは増えていく状態だったと。

—【関ミナティ】はい。そんなある日、知人から「アカウントをバズらせたいから相談に乗って欲しい」という依頼がきたんです。そこで僕なりにアドバイスをしたところ、そのアカウントが見事にバズりまして。相談者の方にも喜んでいただけて、非常に嬉しかったです。それからバズり方について相談されることが増えていって「これは仕事にした方がいいよ」と言われたんですよ。

それで試しにやってみたら、ありがたいことに結果を出すことができて、急速にコンサルティング事業が拡大していきました。メンバーも急増して、現在は40名規模にまで成長していますし、現在進行形で事業も組織も拡大中です。

—【松嶋】お話を聞いているだけでワクワクしますね。

—【関ミナティ】2023年中には、メンバーが100人を超えるかもしれません。それくらいの勢いで成長しています。

チームの空気感が本当に良くて、すごいなって思うメンバーしかいないんです。誰一人として欠けてはいけないと思っていて、みんなのことを心から尊敬しています。これって口にするのは簡単なんですけど、現実はそうじゃないことの方が多いと思うんです。でも、僕たちは本当にみんな楽しんでいて、ネガティブな人がいないんですよ。

一人でもネガティブなことを言ってしまうと、みんな引っ張られるじゃないですか。それをきっかけに、どんどん負のスパイラルに陥ってしまう。だからこそ、僕たちは採用基準として「人間性」を重視しています。結果的にポジティブ思考なメンバーが集まっているので、何をしていても楽しいんです。

満足度は100%? 最強チームで挑む、ショート動画コンサル

—【松嶋】事業の詳細をお話いただけますか。

—【関ミナティ】大まかに分類すると「マツダ家の日常としてのクリエイター活動」「クリエイターマーケティング」「企業のコンサルティング」ですね。

クリエイター活動としては「TikTok Awards Japan 2022」の「Worldwide Creator of the Year」で受賞していて、YouTubeチャンネルでは2022年1月~3月のチャンネル総再生数ランキングで1位を獲得しています。実験的な投稿もしていて、どういった動画が受け入れられるのか、国別の調査もしています。同じ内容でも、国ごとに反応が違いますからね。

コンサルティングやクリエイターマーケティングには、クリエイター活動を通して得られたデータを生かしています。

ちなみに、クリエイターマーケティングは、企業がPRしたい製品やサービスをクリエイターがショート動画を用いて宣伝するというものですね。チームマツダ家が最適なクリエイターをキャスティングし、動画のディレクションと進行を担当。そして、製品やサービスの認知拡大・購買・集客に繋げます。

—【松嶋】なるほど。コンサルティングについても詳しく教えてください。

—【関ミナティ】コンサルティングでは、企画提案から撮影、動画編集、投稿、戦略構築まで、TikTokの運用代行を丸っと引き受けています。

依頼の内容はさまざまで、とにかくバズってフォロワー数を増やしたいという方もいらっしゃいますね。過去の事例では、僕たちがコンサルティングを引き受けた後の1本目の動画から1000万再生され、2ヶ月でフォロワー数を30万人ほど増やしたこともあります。

集客を目的としているクライアントも多く、再生数よりも動画の中身にフォーカスすることもありますね。大きなバズを狙うというよりも、商品やサービスについてしっかり伝える動画を制作するイメージです。TikTokの集客効果で売り上げが劇的に上がったということで、長く契約してくださっているクライアントもいます。

—【松嶋】コンサルティングは、継続的な契約をされる方が多いのでしょうか?

—【関ミナティ】継続率は約95%です。社内調査ではありますが、満足度は100%ですね。自分たちでいうのは烏滸がましいかもしれませんが、ショート動画のコンサルティングにおいては、僕たちが世界一なのではないかと自負しています。

—【松嶋】それはすごいですね。チームマツダ家は、なぜそのようなことが実現できているのでしょう?

—【関ミナティ】チーム力ですね。

テレビ局員や制作会社出身のメンバーがいる分、コンテンツのクオリティには自信がありますし、クリエイターとしてのノウハウも持ち合わせています。強気な言い方をすると、成功する条件が揃いすぎているといった感じでしょうか。

それに、クライアントのアカウントは自分たち自身のアカウントでもあると思っているので、全員が本気で取り組んでいます。だからこそ、クライアントの動画がバズったらすごく嬉しいですし、喜びが爆発するのでグループLINEでのやり取りがとまらなくなります(笑)。

—【松嶋】クライアントのニーズに合わせて戦略を立てるだけでなく、全てのアカウントに全力を注がれているというか。

—【関ミナティ】そうですね。クリエイターとしての実績がある分、僕たちはショート動画に関する知見を日々蓄積しています。

これは少し裏話ですが、コンサルティングについても、多くのクライアントを担当すればするほど、精度が上がっていくんですよね。

—【松嶋】精度が上がっていく、というと?

—【関ミナティ】TikTokのアルゴリズムやトレンドは日々変化しています。その細かな変化は、一つのアカウントを運用しているだけではわからないんです。数十社のアカウントのデータを見て、初めて傾向が見えてくる。一つのアカウントでも一定の傾向は掴めると思いますが、複数のアカウントを運用した方がデータの精度は高いですよね。

—【松嶋】すでにエコシステムが形成されているのですね。

—【関ミナティ】そうですね。ぶっちゃけてしまうと、ショート動画の施策で悩んでいる方は、僕たちに頼まずにどうするの?っていう(笑)。チームマツダ家は上場企業ではないですが、ナショナルクライアントとの契約が多いのも特徴です。必ず効果を出しますので、ぜひご相談ください。

—【松嶋】ちなみに、個人からの依頼も引き受けていらっしゃるのですか?

—【関ミナティ】もちろんです!法人か個人かに関係なく、予算に合わせて対応させていただきます。予算によっては、僕たちに依頼するよりもご自身でマイクなどの機材を揃えた方がコストパフォーマンスがいい可能性もありますね。その場合は、2022年に発売した『TikTokハック あなたの動画がバズり続ける50の法則』をご一読ください。本の通りに実践すれば、誰でもバズる動画を作れるはずです。

目指すは世界。海外進出を視野に多角的な事業展開を計画中

—【松嶋】今後の展開についてお話いただけますか。

—【関ミナティ】僕たちの目標は、世界一の企業になることです。市場を独占したいわけではなく、ショート動画に関する仕事をされている企業と協力して、お互いの苦手な部分を補っていけるような仕組みができると良いですよね。

直近で検討している具体的なものでいうと、1億円以上をかけてショート動画を大量に撮る施策です。ショート動画1本にそこまでの予算をかける人はいないと思いますし、先にやったもん勝ちといいますか。ショート動画で世界を取るためにも、大きなことに挑戦したいですね。

また、クリエイターが正しく評価されていない現実も変えていきたいです。日本語圏でしか活動していないクリエイターは、一定のレベル以上からフォロワー数が伸びなくなってしまいます。企業案件の報酬はフォロワー数で決まることが多いので、動画のクオリティが高いにも関わらず、マネタイズに苦戦している人も少なくない。僕たちとしては、そういったクリエイターを支える組織、わかりやすくいうとクリエイターの事務所も作りたいなと考えています。

会社として海外進出も視野に入れています。同じように海外進出を予定されている企業の担当者は、ぜひぜひお声がけください。一緒に世界を目指しましょう。

—【松嶋】ありがとうございます。最後に、読者へのメッセージをいただけますか。

—【関ミナティ】僕からのメッセージって、烏滸がましいような……。なんだか申し訳ないです(笑)。

伝えるとするならば「振り切る」というのは、何かを成し遂げる上ではとても重要だと思います。一つのことに突出する、というとイメージが伝わりやすいでしょうか。自分で言うのもなんですが、僕は見た目からして振り切っていると思うんです。そうすると何がいいかって、振り切っている人のまわりには、振り切っている人が集まってくるんです。

振り切っている人って、できない理由を考えないんですよ。勝てる方法しか考えていない。「こういったことがしたい」と言われた時に、頭から「それは難しいです」と否定してしまう人は、おそらく振り切っていないんだと思います。振り切っている人なら、難しいことだとしても「それは難しいですが、こうすればできます」と提案までできるはず。無茶振りをされたとしても「できます」と伝えて、なんとしてでも解決するというやり方もアリだと思います。一度否定してしまうと、そういった思考や言い方がクセになってしまいますし、とりあえずやってみるのは重要ですね。念のために言っておくと、これは例えであって、全てのシーンに当てはまるわけではないですよ。ただ、物事の本質を見抜く力が備わっていれば、打開策を必ず見つけられます。不完全燃焼で悩んでいる人がいるのであれば、自分が振り切れる領域を探してみてはいかがでしょうか。

Company
企業 マツダ家の日常
所在 東京都渋谷区宇田川町3-7 ヒューリック渋谷公園通りビル 5F-52
業種 クリエイター
URL https://matsudake.com/



マツダ家の日常にアクションする